中途採用レストラン 2年半 サービスはエンターテインメント。
自身のキャラクターが生かせます

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INTERVIEW Profile

中途採用

2019年入社 瀬戸内双忘サービス 丸山 つぐみさん

瀬戸内双忘のサービスをメインに、時には鮨双忘でもサービスを担当する。

入社を決めたきっかけを教えてください。

ゆったりと時が流れる、
瀬戸内の文化と多島美に心奪われて…

前職は千葉でイタリアンレストランの調理スタッフでした。その前に1年間勤めていた宮古島のリゾートホテルでは、レストランのサービスを担当していましたが、客室数の多いリゾートホテルでの仕事だったので、とにかく慌ただしく目まぐるしく日々を過ごしていました。
その時の同僚がベラビスタに転職していたので、後に誘いを受けて入社試験を受けました。初めて宿泊をしたときに、時間の流れ方、接遇、ロケーションの素晴らしさに圧倒されて、心身共にとてもリラックスできたので、漠然と「ここで働く」ことをイメージできる瞬間がありました。宮古島の海ももちろん美しかったのですが、とにかく今まで見たことのない瀬戸内の多島美に心を奪われたんです。

新人時代のエピソード

ベラビスタだからできる心配り

以前は、大型施設では数百名規模の宴会を1日に3回など、接客というより数をこなす、とにかく早くお皿を下げる、というようなスピード感が求められるサービスを経験しましたが、ベラビスタではゲストごとに担当制でサービスを行うため、落ち着いてゲストとお話ができることが何よりもサービス担当としてうれしいです。ゲストと向き合えると、この旅に求めていらっしゃるもの…例えば楽しい雰囲気だったり、ゆっくりくつろぎたい、などの要望が伝わってくるので、様々な話題で私なりに雰囲気づくりのお手伝いをしています。
例えば「お昼間はどこか観光に行かれましたか?」と聞いてみて「部屋にいました」「この近くを少し」などと仰る方は、記念日やお祝いなどで、ゆっくりと過ごす目的で来られていることがわかります。そんな気づきひとつで、ゲストにお祝いの気持ちをお伝えできる、そして大切な時間を提供することができる…ちょっとしたエンターテインメントをプレゼントできるのが、サービスの仕事の醍醐味だと感じています。

私だけのおもてなし。

「こうすればいい!」と答えが見つかるとスッキリしますし、とてもうれしいんです。

月に一度、メニューの詳細を掲載した冊子をゲストにお配りするために作っているのですが、食材や調理法について研究をして、詳しくわかりやすくお伝えするために勉強中です。学生時代は数学や物理が得意で、作文は好きではなかったのですが(笑)瀬戸内で獲れる旬の魚や野菜、珍しい調理法などを料理長にとことん聞いて、ゲストとお話するで考えたら、不思議と言葉が浮かびます。また前職で調理スタッフの経験があるので、厨房内のコース料理を仕上げる段取りとか効率を想像することができるのも自分の強みだと思っています。コース料理のサービスのスピードや、仕上がりのタイミングを調理スタッフとゲストの間を取り持って調整するのが得意ですね。もしかしたら、数学や物理のように「答えを求める」性格なのかもしれません(笑)。「こうすればいい!」と答えが見つかるとスッキリしますし、とてもうれしいんです。双忘での私のイチオシは「鯛の塩釜焼」ですね。塩釜をコンコンと叩いて割る作業は、カップルでもご家族、グループでもとても盛り上がります。お写真を撮らせていただくタイミングにもなりますし、ゲストとご一緒できる楽しい時間になるんです。そう、そして何よりも、塩釜の中で鯛の身がふっくらと焼きあがってとても美味しいので、ぜひ味わっていただきたいです。

Life

Off

オフの過ごし方

オンオフの切り替えが得意です。

学校があまり好きではなくて(笑)終業のチャイムが鳴ると、ファーストフードのアルバイトに飛んで行くような高校生でした。働くことはずっと大好きで、アルバイトから今まで「仕事に行きたくないな」と思ったことはありません。その反動でしょうか?プライベートは家でゆっくりと、ひたすらのんびり寝て過ごしています(笑)。
生まれ育った神奈川では、とにかくバスや電車の時間に縛られていたような感覚がありましたが、ここに来てからの交通手段は主に車で、どこへ行くにもあまり道路も混まないため、好きな時間にすぐに目的地へ行けるのと、出かける場所もほぼ決まっているので、オフの日は24時間を自由に使える感覚があります。今後は、食材の勉強にもなるので、尾道や広島、宮島などの観光地へも出向いて、瀬戸内の食についてより詳しくなりたいです。

On

心がけていること。

仕事はルーティン化しない。

サービス業が事務職と違うところは、ゲストとの関係性を作ることができれば、自由度が高められることだと思っています。ゲストに対する誠意があれば、自分のやりたいサービス、個性をある程度は押し出して構わないと思っているので、マニュアル以上のきまりを自分で決めて縛ってしまわないように心がけています。いつも臨機応変に、ゲストの状況を分析して、対応を決めていくようにしています。実は、飽きっぽい性格なので(笑)仕事をルーティンにして「同じことの繰り返し」にしてしまうと怠けてしまいそうなので、モチベーションを下げないために、とにかくゲストの言葉や反応をよく聞いて、そして見て、今、何をして差し上げたらよいのか…ということを考えること自体がとても好きなんです。