新卒採用宿泊課フロント 6年目 瀬戸内の島育ちの私
穏やかにゆったりとゲス
トの心に寄り添います。

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INTERVIEW Profile

新卒採用

2017年入社 宿泊課フロント 川本 恵里奈さん

チェックイン・アウトの対応、館内案内、観光情報の提供などゲスト対応全般と、ブティック内のギフト商品の選定を担当する。

入社を決めたきっかけを教えてください。

語学留学で身に付けた英語と、
足を運んで得た観光情報でおもてなし。

高知県の大学の文化学部で語学を学び、マサチューセッツに留学をした経験もあり「英語を生かせる仕事を」と考えていました。就職活動前半では旅行会社の添乗員も視野に入れていましたが、面接で出向いた会社のスピード感や慌ただしい雰囲気を目の当たりにして圧倒されてしまい、自分には「静かにお客様をお待ちする」ホテルのフロントがいいなと感じて方向転換しました。広島県生口島の瀬戸田出身なので、地元で働ければいいなと思い、ベラビスタの面接を受けました。美しい景色と対応してくれたフロントスタッフの対応が好印象で、「受かったらフロントの仕事がしたい」と思い、それが叶いました。

新人時代のエピソード

「それがあなたのいいところ」
そう言われて気づいた、私らしさ。

入社当初は、とにかくフロントに立っているだけで不安ばかりで、わからないことを聞かれたらどうしよう…とドキドキでした。チェックインや荷物のお預かりなど1つ1つの業務を慣れるまで指導してもらい、アドバイスを仰ぎながら仕事の幅を広げました。今から思えば本当に申し訳なかったと思うのですが、観光案内を求められた時に、適切なご提案ができず上司や先輩に助けを求めたこともありましたし、チェックアウトの時間に長い行列ができて焦ることもありました。そんな時に上司から「ゆっくりでいいよ、それがあなたのいいところだから」と言われ、心が軽くなり「自分らしさを仕事に生かそう」と思えるようになりました。

私だけのおもてなし。

観光案内のために現地へ足を運び、プロポーズの場面ではチームプレイを発揮して。

新人時代は、てきぱきと早く動けない自分にコンプレックスを持ったこともありましたが、今ではゲストの要望をじっくりお聞きして対応する、自分なりのペースができてきました。
丁寧に寄り添う接客が自分の持ち味だと思って、それを心掛けています。また、最近では周辺の観光情報をたくさん提供できるようになりました。リピーターの方などはすでに尾道やしまなみ海道などの主だった所へは行かれているので、万葉集にも詠まれた鞆の浦や、崖に建てられた観音堂が美しい阿伏兎観音(あぶとかんのん)などへ自分で実際に足を運んで得た情報を、ゲストにお伝えするようにしています。旅のご提案がきっかけで、滞在中にゲストからお声をかけていただくと嬉しいですね。オーダーメイドのおもてなしを心掛けているので、時にはカップルでお越しのゲストから「プロポーズをしたい」というリクエストをいただくこともあります。そんな時は、担当者で情報を共有して、それぞれがゲストのご希望を叶えられるようにチームプレイを発揮します。レストランでのお食事の最後に「よろしければ無料開放していますので、チャペルを見学しませんか?」とお誘いし、チャペルでは他のスタッフが花束を準備して…といった連携で、ゲストのプロポーズを成功させたことが何度もあります。幸せのお手伝いは、毎回とても感動します。

Life

Off

プライベート&リラックスなこと。

とにかく瀬戸内の地に愛着のあるミカン農家の娘です。

入社当時から、女子寮で生活しています。入社してからずっと住んでいるので、もう6年生(笑)と、お姉さんになってきましたが、とにかく買い物が便利な場所で、カフェなどのお店も多いので、友だちと会うときにも便利なんです。ランチやお茶をして、おしゃべりする時間を大切にしています。職場までは車で片道30分ほどかかるのですが、私にはこの時間が、ちょうどオンオフの切り替えになっています。車では好きな音楽を聴いていますが、ダンスグループの曲を聞いて元気を出したり、バラードでホッとリラックスしたり…。休みの日には実家のある生口島の瀬戸田に帰ることもありますね。私が瀬戸内の柑橘の商品をブティックに置きたくなるのは、実家がミカン農家だからかもしれません。(笑)。とにかく自分の故郷であるこの瀬戸内の地にとても愛着があります。

On

フロント業務以外について

ギフトショップで人気1位はの鯛めしと蛸めしがおすすめです。

フロント業務以外では、館内ブティックのギフト商品の選定を行っています。人気のある商品は、鯛めしや蛸めしなどの海産物系と、ホテルオリジナルのクッキー、パッケージがおしゃれな尾道産の紅茶などです。どの商品をブティックに置くか、ということを考えるときに大切にしているのは、もちろん食べ物であれば、地元で評判のおいしいものを選ぶこと。あとは、やはり手渡されたときに素敵に見えるパッケージでしょうか。ホテルに宿泊されたゲストのご家族やお友だちにも、この「ベラビスタの雰囲気が伝わる」というのが大切だと考えています。あとは賞味期限に余裕のあるものを選ぶようにしています。いつか私の生まれ育った瀬戸田のものも取り入れたいですね(笑)。