新卒採用マリーナスタッフ 6年目 ふるさと瀬戸内の海を
安全に満喫して
もらえるよう、努めています。

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INTERVIEW Profile

新卒採用

2018年入社 ベラビスタマリーナ 宗近 侑さん

保管艇の管理やビジター入港の対応、クレーン作業、給油、係船の手伝いやクルージング操船や玉掛など、マリーナでの全般作業を担当する。

学生時代と入社のきっかけ

小学校から大学までサッカー少年
全国大会にも出場!

出身は尾道の向島で、小学生の時からサッカーをやっていました。高校の時には全国大会まで進み、それがきっかけで埼玉の大学に進学しました。卒業後の進路は関東ではなく「地元に帰ろう」と決めて就職活動をしていましたし、大学の専攻もスポーツだったので、デスクワークよりも体を動かす職場がいいなと思い、見つけたのがベラビスタマリーナの仕事。島に住んでいたので船が身近にある生活を送ってはいましたが、船に対する知識はゼロでした。ただ、子どもの頃に祖父が釣り船を持っていて、天気がいいと「行くか?」と乗せてもらってはいましたね。とにかく、仕事としては何もかもゼロからのスタートで、頼りになる先輩に全て教えてもらったおかげで身に付けることができた、といった感じです。サッカーの経験が生かせること?まずは体力(笑)あとは作業全体をチームで行う場合「自分は何をするべきか」を他の人の動きを見て考えることができる、ということでしょうか。

マリーナでの主な仕事

船周りの仕事全般を担っています。

ご契約いただいているオーナー様のゲストの船を管理する保管艇の管理や、入港されるビジター船の対応、あとは船のメンテナンスや給油、係船の手伝いや、クルーズ船の操縦と案内などが主な仕事です。 船の仕様は車と違い、エンジンのかけ方なども統一された規格がなく、船中をウロウロしてスイッチやライフジャケットや発煙筒などの備品を探し回ることもあり、なかなか手間がかかります。どんな船が来るのか予めわからないので、あらゆる種類の船の知識を持っておく必要がありますね。頻度の高い仕事は、オーナー様からお預かりした預かった船を清掃して、安全に航行できるように行うメンテナンスです。大変なのは、台風の接近が予測されるときに、停泊している船に2倍ほどのロープをかけて、流されたりぶつかったりするのを防ぐ作業です。ここはスタッフ4人のチームワークで、台風の来る数日前から準備を始めて万全を期しています。 また、予約制のクルーズ船で尾道水道を通り、向島1周のご案内をすることもあります。桜の時期などには船からアナウンスもします。1~1.5時間ほどのクルーズですが、美しい瀬戸内の景色と海と船を楽しんでいただけたらと思っています。

マリーナでのおもてなし。

海から来られるゲストとの対話と再会

ご自身の船でビジターとして来られるゲストは、カフェで食事を取って出航される方やホテルに泊まられる方など、マリーナに寄港される目的はさまざまですが、沖縄や関東などの遠方から来られる方が、各地を転々とされて辿り着かれる…という場合も多く、それぞれの町の様子やおいしいものの情報を伺うのが楽しいです。船をお預かりするときは、丁寧に清掃してから不具合がないかを確認をし、出航のお見送りをします。「きれいにしてくれて、ありがとう」とお礼を言われると、「またぜひ寄ってくださいね!」と、お声掛けをします。そうして送り出した方が、またこのマリーナに来られて再会できるのはとてもありがたく、うれしい瞬間です。中には何度も立ち寄ってくださる方もいて、一層話が弾んで、この仕事のやり甲斐を感じます。

Life

Off

オフの過ごし方。

休日は、1歳の娘と公園へ

プライベートは充実していると思います。1歳の娘と、休日は朝から公園へ行って、その後、買い物に行くことが多いです。最近、バイクで帰宅するとエンジン音を聞き分けて「パパ!バイク!」と家の中で言っているようです。バイクに乗っているので(笑)その言葉はまだ聞けていないのが残念ですが、コミュニケーションがだんだん取れるようになってきました。自分が高校時代から寮生活を始めて親元を離れたので「意外と子どもと過ごせる時間は短いものだ」と思っているところがあって(笑)子ども中心のオフを過ごしています。休日がきちんとあるので、家族がいても働きやすい職場だと思います。勤務はシフト制で、現在4人のスタッフで働いています。子どものいるスタッフもいるので、今後大きくなって、学校行事などがあるときは、お互い譲り合って休めるといいな、(笑)と思っています。

On

マリーナスタッフとしての瀬戸内キロメートル・ゼロ

楽しさを提供するために、厳しい目で安全点検を

他のホテル業務と違い、マリーナでは楽しさや癒しだけでなく「安全」をゲストに提供しなければなりません。そのため厳しい目で船の点検を行ったり、気象条件が不安な時には出航を見合わせる、ということを決めています。海上での気象は変化が激しく、思わぬ風が吹いていたり波が高いこともよくあります。瀬戸内での楽しい思い出を船で提供することはもちろんですが、それ以上に「ゲストの命をお守りする」ことが使命と考えて、船の知識や気象への対応を高めるように心掛けています。船の知識はゼロの状態でこの仕事に就きましたが、幼い頃に祖父の船で海が荒れた際(幼すぎて記憶にはないのですが)祖父が私の身体を柱に括り付けてくれたことがあったそうです。そのおかげで、船でケガをすることも海に放り出されることもなく、無事に帰れた…という経験をしました。 普段は美しい瀬戸内海ですが、海の怖さに対してはいつも慎重でいたいと思っています。 。